2025年5月29日、第1回 D・プロデュース研修会として、「労働基準法の基本」についての研修を実施いたしました。
本研修では、雇用契約書や労働条件通知書、就業規則に関する法的義務や実務上のポイントを、最新の法改正動向も踏まえてお伝えしました。
■ 研修概要
開催日: 2025年5月29日(木)
テーマ: 労働基準法の基本 ~雇用契約書・就業規則について~
■ 主な研修内容
▶ 雇用契約書と労働条件通知書の違い
雇用契約書は「労働者と使用者が合意した証拠」であり、双方の認識を明確にしておく重要な書面。
一方、労働条件通知書は「法的義務により労働条件を明示するもの」で、契約と通知の役割の違いを整理しました。
▶ 令和6年4月施行の法改正ポイント
・就業場所・業務変更範囲の明示
・契約更新の上限明示
・無期転換申込機会の明示
・無期転換後の労働条件明示
これら新たな義務に対応した契約書・通知書の整備が求められることを具体的に解説しました。
▶ 就業規則の基本と実務的な役割
常時10名以上の労働者がいる事業所に必要な就業規則の「作成義務」について再確認。
法改正や働き方の多様化に対応するために、定期的な見直しが不可欠である点を強調。
リモートワークやハラスメント防止、育児介護休業法対応など、近年の社会的背景を踏まえた整備が必要であると説明しました。
■ まとめ
本研修では、日々の労務管理に欠かせない基礎知識と、最新の法改正に対応するための具体策を、豊富な事例とともにお届けいたしました。
企業におけるコンプライアンス強化やトラブル予防を目的とした制度設計の一助となれば幸いです。
今後も社会保険労務士法人D・プロデュースは、実務に即した実践的な研修を通じて、企業の「安心と成長」をサポートしてまいります。
■ 本研修に関するお問い合わせ
社会保険労務士法人D・プロデュース
公式HP:https://www.d-produce.com/
TEL:045-226-5482
E-mail:info@d-produce.com