社会保険労務士の浅井と申します。
私は、コミュニケーションは奥の深い永遠のテーマだと思っています。
ひととひとが接すると対話があり、言葉と態度で自分のことを伝えて、相手のことも受け取ります。
この伝える表現の形によっては、想いや考えがうまく伝わらなかったり、相手は違う受け取り方をすることになったりします。
今の社会をとりまく状況を考えてみました。
たとえば、職場については、高齢者、外国籍、障がい者などの働くひとの多様化や、育児、介護、ひとり親などの生活スタイル、
加えて正社員、有期雇用、パート・アルバイトなどの雇用形態などの多様化が進んできました。
さらに、SNSの普及、社内イントラネット、在宅勤務(テレワーク)という直接対話しない伝達方法が当たり前になりました。
この多様化と非直接対話が、コミュニケーションをさらに難しくしている要因になっていると思います。
直接聞いてみたら「なるほどそういうことなのね!」と、心のもつれやとげが取れることは多いと思います。だからこそ、直接対話することの大切さと向き合っていくことが必要かもしれません。
私は、対話をサポートする方法として「メンター制度」を取り入れてみることをお勧めしています。
メンター制度は、直接のコミュニケーションをすることで、対人関係や皆がいる環境が良くなっていくお手伝いをしています。
これを職場で取り入れるときは、「社内メンター制度」というネーミングで、社会経験の有る先輩社員(メンター)と、新入社員や経験の浅い社員(メンティー)がペアとなり、定期的継続的に対話(メンタリング)をしていきます。上司と部下の『上下』の関係でなく『ななめ』の関係で、楽しみながら自由に対話して信頼関係を築いてきます。
続けていくことで、仕事についての悩みや相談がしやすくなり、風通しのよい、自分の居場所が有ると思える、安心感の有る職場環境が醸成されていきます。
その結果、職場のコミュニケーションが取りやすくなり、働きがいのある職場環境になり、労使関係が良くなり、働きたいと選ばれる会社になり離職率の低下、人材戦略効果、会社経営の安定に寄与することになると考えます。
D・プロデュースは、
労働環境の改善、労働意識の向上のサポートに取り組んでいます、
職場の働きやすい環境構築に寄与する「社内メンター制度」の導入運用のアドバイスを通じて、心理的安全性の構築やエンゲージメントの向上に寄与することで、労働環境の改善、労働意識の向上、ひいては会社・従業員・顧客の三方良しの状態に整えていくことをお手伝いしています。
ご相談ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。