社会保険労務士法人D・プロデュースの齊藤と申します。
日々、給与計算や労務相談、社会保険手続きなどに携わっております。
さて突然ですが、私の趣味は「マラソン」です。平日は仕事前か後に5-10㎞、週末土日には20-30㎞位走っております。今日はそんな趣味と仕事の間に感じる共通点を少し書いてみたいと思います。
マラソンと社労士業務、一見まったく別の世界のようですが、意外と共通点があると感じています。
たとえば「日々の積み重ねが結果につながる」という点。マラソンでは一朝一夕でフルマラソンで目標タイムを達成できません。地道なジョグや筋力強化をコツコツと継続することで、ようやく本番の42.195kmに立ち向かえる体が作られていきます。
社労士業務もまた、同じように「地道な継続」が求められる仕事です。給与計算一つとっても、毎月「当たり前」に正確にこなすためには、ちょっとした法改正や実務上の変化にも目を配り、日々の積み上げが必要です。マラソンで例えるなら、見た目には地味な「つなぎのジョグ」のような作業かもしれませんが、それを怠ると、大会(=お客様対応)のときに思わぬ「脚攣り(=トラブル)」を起こしてしまいます。
また、もう一つの共通点として「本番に向けた準備の大切さ」があります。
マラソンでは、大会の数カ月前からペース走やロング走を積み重ねて、当日の走りをシミュレーションしておくことが重要です。ただ同時に、当日の天候や体調に応じてペースを調整したり、途中で補給の仕方を変えたりと、“走りながら修正する柔軟さ”も欠かせません。
労務の現場でも、就業規則や社内体制の整備など「予防」は非常に大切ですが、予期せぬトラブルに直面したときには、状況に応じた対応力が問われます。その意味では、走ることと労務対応はどちらも「準備と柔軟性のバランス」が求められるのかもしれません。
以上、少し強引な関連付けはご愛嬌でお願いします。
今後とも、D・プロデュースをどうぞ宜しくお願い申し上げます。